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代表挨拶

ご挨拶

中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム 代表 藤原 俊義 この度、令和5(2023)年度大学教育再生戦略推進費「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」事業に、中国・四国地方の11大学が連携する「地域をつなぐ未来世代のがん専門医療人養成」プロジェクトが採択されました。申請に際しまして、ご支援、ご協力いただきました皆様に深く感謝申し上げますとともに、これから6年間、がん専門医療人の養成を目的に本事業を皆様と発展させていけることを嬉しく思っております。
 本事業は2007年にスタートし、3期15年を経て、本コンソーシアムでは学生・教員が一同に会するチーム医療合同演習やICTを活用したe-ラーニングなど、幅広く多彩な大学連携体制を構築してまいりました。今回の申請に際しては、新たに鳥取大学、島根大学に加わっていただき、中国四国地方9県が一体となった拠点形成が実現できました。今後の第4期事業を推進する上で、代表として大きな責任を感じ身の引き締まる思いであります。
 国が定める第4期がん対策推進基本計画では、「誰一人取り残さないがん対策」を全体目標としており、がんプロ事業では1)がん医療の現場で顕在化している課題に対応する人材、2)がん予防の推進を行う人材、3)新たな治療法を開発できる人材などの育成強化を推進していくこととなります。本コンソーシアムでも、第3期事業で構築してきたがんゲノム医療や希少がん、小児およびAYA(Adolescent and Young Adult)世代 がん、高齢者がんなどのライフステージに応じたがん対策などに関する教育システムは維持しつつ、これらの新たな分野別目標の実現に向けた基盤整備を行ってまいります。
 がん医療は多様化してきており、それに対応できるがん専門医療人育成には、第4期がん対策基本計画の新たな視点を加えた教育コンテンツを整備するとともに、連携大学の特徴を生かした魅力あるカリキュラムを推進いただくことが重要です。皆様のさらなるご協力とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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