聖路加国際病院における研修報告
研修期間 | 2018年3月22日 |
報告者 | 香川大学 村上 あきつ(病院助教) |
研修目的 | 緩和ケア診療技術の向上 |
研修内容 | 緩和ケア外来・病棟・チーム活動の見学 |
3月22日
8:00~8:15
緩和ケアチーム回診 見学
8:15~9:00
ジャーナルクラブ
9:00~12:00
緩和ケア外来 見学
13:30~14:30
病棟カンファレンス 見学
14:30~15:30
腫瘍内科との合同カンファレンス 見学
15:30~16:30
緩和ケア病棟、緩和ケアチーム回診 見学
16:30~17:00
院内礼拝堂 見学
まとめ
① 何を学んだか
・緩和ケア病棟のある病院における、緩和ケア外来の役割や外来スタッフと病棟スタッフの連携(情報共有)
・他科との合同カンファレンスによる情報共有の方法や内容
・緩和ケア病棟における患者管理(皮下輸液、患者の要望が書き込めるホワイトボードの設置など)
・緩和ケアチームの役割(緩和ケア病棟入棟予定患者への説明を含む)
・医師スタッフ間の問題症例についての学習環境
② 今後、何を教育・臨床にフィードバックしたいか
・当院の他科(腫瘍内科・がんセンター以外)の患者における外来から入院へのシームレスな患者情報共有
・当院緩和ケアチーム内における抄読会などの定期的な教育・学習の場の提供
③ そのための方策(いつまでに、どのような形で)
・平成30年度末までに、緩和ケア外来の存在を全科に周知(外来医長会議などでの案内)
・平成30年度末までに、医師全体を対象とした最低1回の緩和ケア講座の開催
・平成30年12月までに緩和ケアチームカンファレンス(毎週水曜日)で月1回の
5分間ジャーナルクラブを実施する(まずは医師主導で)
文責 香川大学 病院助教 村上 あきつ